断食体験談1
1 | 男性 50代 入場日数7日間 断食経験4回目 |
<生活習慣病である痛風の改善のために> 回数を重ねるごとに、体が断食に慣れていき、4回目の今回はかなり楽な修業でした。1回ごとに悟りに似た新しい発見があり、肉体面だけでなく形而上の世界でも収穫を得ております。 心身ともに断食のすばらしさを体験させて頂き、これからも機会あるごとに続けていきたいと考えています。 また、断食中に気功をやり、大地の気、樹木の気を吸い込んでいると空腹感が薄らいでいき、五体にエネルギーが充溢してくるのが分かりました。毎日1キロずつ減っていた体重の減少が止まってしまったのも新しい発見でした。 |
2 | 女性 50代 入場日数7日間 兵庫県在住 |
<断食後、リバウンドもなくスマートに> たった1週間でしたが、断食をさせて頂いた事、正食を教えて頂いたこと、全てが私にとって大きな転機をもたらしました。 家に帰ってから、断食道場で頂いた食事に近いものをと、毎日自分だけの食べ物を作りました。 肉・魚・乳製品・砂糖はきっぱり止めましたが、辛かったのは砂糖でした。おいしそうなお饅頭は、私の大好物です。それを「どうぞ・・」と出されて、手を出さない行為は辛かったですが、それ以上に体にハッキリと変化が出ていました。砂糖をとらないと、皮膚湿疹が出ずかゆみもないのですから、頑張るしかなかったのです。お饅頭に、つい視線が行く自分が情けなかったです。 果物も油断して少し余計に食べた後、かゆみが出て反省したことがあって、それから食べなくなりました。 断食道場から帰ってからは、朝は、出勤前に梅醤油番茶を一杯飲むだけ、お昼は玄米とキンピラ、かぼちゃ、昆布、シイタケといった野菜の炊いた物を少しお弁当にして、番茶も持参しました。夜は、お昼と同じ物を食べていました。 私の仕事は調理師ですから、いつも食べ物がそばにあります。いつでも口に入れることが出来ますが、今までおいしいと食べていたお肉料理も魚の揚げ物も欲しくなくなったのは不思議でした。 きっと道場でビデオを見て学習したからだと思います。 そして3ヶ月頑張ることができ、その結果体重は11キロ減量し、およそ30年前の体重に戻り、周りも驚いていますが、何より私が驚いています。 こんな意志薄弱な私でも、こんなことが出来たんだと思うと何よりうれしいのです。 高血圧症・高脂血症・脂肪肝、これが3ヶ月前、私が持っていた症状ですが、血液検査の結果、すべて正常値になっていて、お医者様を驚かせました。 私の体験を目の当たりにした従姉妹は同じように砂糖を取らないようになって、200くらいあった血圧が正常になり、私のことを命の恩人と言ってくれますし、ご近所の方は玄米食にして3キロ痩せたと喜んでくださってます。 3ヶ月経って、自分なりにコントロール出来るようになってきたように思いますので、今では以前のような厳しいことはしていませんが、玄米菜食はこれからも続けていくつもりです。 体も心までも軽い毎日です。これからもマクロビオティックを続けていこうと思っています。 |
3 | 女性 20代 入場日数25日間 断食日数14日間 京都在住 |
<食べることの大切さ> 断食を一週間もすると、いつもひどかったアトピーが消える。帰ってから、それを維持することがなかなかできない。 でも、何回もこちらへ来るうちに、自分の病気と向き合えるようになってきました。薬を使わずに良くなっていくのを目の当たりにすると、「食べること」がいかに大事かわかる。 家に帰るとすぐ戻ってしまうのですが、断食で良くなる経験を何回か知ることで不安がすごく減りました。 今回、復食期間が長く、道場の料理がすごくおいしくて、いつも楽しみでした。 |
4 | 男性 40代 入場日数3日間 大阪在住 |
<やりました> 目的達成しました! 毎日、酒を飲み続けてきて、3日間も酒をやめることができた。 これは私にとって、とてもすばらしいことです。 これからも酒をほどほどにするよう心がけて、下山します。 |
5 | 女性 20代 入場日数7日間 断食日数6日間 滋賀県在住 |
<初めてやってみて・・・> 体重は思い通り減ってくれたが、過程はやはり厳しいものだった。 毎日、同じものを食べるということ、散歩と読書しか楽しみがなく、体がだるくなって頭がボーとするので何をするのもダラダラしていた。本を読むのもわりにつらかった。 たった布団の上げ下げや、階段の昇りだけで、動悸・息切れがし自分の体じゃないようだった。 ・・・と、諸々あったけれど、道場長の言葉に込められる慈愛の気持ちと、自分の目標、自分を信じてやり終えられたことは、自信へとつながると思う。 苦がないと楽はない。 頑張った分だけ成果は出る。 |
6 | 男性 50代 入場日数14日間 断食日数5日間 神奈川在住 |
<断食を体験してみたくて> 私はもともと健康志向が強く、断食に興味がありぜひ一度体験してみたいと思っていました。 最初は25日間を希望していましたが、初めてという不安もあり、とりあえず2週間として様子を見ながらすることにしました。 3日間の減食期間中は、比較的気分もよく、寺院や大自然の中を散歩しながら、旅行気分で断食させてもらっていることに、周りの方々にありがたいと感謝の念が湧いてきました。 ところが、いよいよ本断食に入り、体の冷えや貧血、胃弱、体のだるさ、息切れなどの兆候が表われると、自分は半病人ではないかと思われ、感謝の念も失せて、自分の甘さに後悔し始めました。 しかし、長い間人間をやって好きな物を食べていたのだから、2、3日の苦しみは当たり前であり、これが苦しくないとしたら逆におかしいのではないか、と自分の気持ちを取り直しました。 本断食3日め頃より、少し体調も上向きになりました。本断食中は、つらさはありましたが、特に大きな苦痛というものが出なかったことから、これも日頃暴飲暴食に気をつけていたおかげなのかな、と自分の体に少しは自信がついたようです。 復食が始まると、目に見えて体の動きが良くなり、だるさもなくなり、足取りも軽やかになってきました。先が見え始め精神的に余裕が出てきたこともあるでしょう。 そして、復食3日め頃には、入場した頃よりも体調が良くなり疲れることもなくなりました。 そんなわけで、断食によって、 〇食を断つことに対して、多少なりとも自信ができたこと。 〇特にストレスを感じることもなく、食べたいという欲求を水を飲むことによりうまくコントロールできたこと。 〇学習体験や交友関係から、食養生の知識が少しずつついいてきたこと。 などの成果を得ることができました。 |
7 | 女性 20代 入場日数25日間 神奈川県在住 |
<腸をきれいにしたい・食生活の改善・減量を目的に> 上記の3つの目的を持ち入場した。 正直、不安7(断食14日間をこなせるかどうか):期待3(3つの目標が達成できるかどうか) の状態であったが、人生において今この機会しかないと思い参加を決意。 結果としては、7割くらい目的が達成できたのではないかと思う。 なにより嬉しいことは、 ●断食前期に一緒に梅干し番茶を飲み、一緒にとっくり湖を散歩してくれた人達。 ●断食中期に一緒に弁財天の滝まで散歩してくれた仲間。 ●断食後期に、復食の意味を教えてくれた方々。 自分一人の力ではこの断食生活を有意義に過ごせなく、皆の力を頂いて、私は断食の生活を終えることができたと思う。 そして、道場長をはじめスタッフの人達の包容力があったからこそ、断食の意味を考えることができたのだと思っている。 こんな勉強ができるとは思ってもみなかった正食の意味を理解することができたのは、これからの人生においてのプラスの収穫である。 そして、何よりも普段の社会生活では学べない、人生の勉強ができたのはとても貴重な体験でした。 私は、今回、この時期に来なければ、こんなに沢山の勉強を教えてくれる方々に出会えなかったと思う。出会えた方々に深く感謝をいたします。 |
8 | 男性 70代 入場日数12日間 断食日数6日間 北海道在住 |
<心身のリフレッシュと精神修養を兼ねて> 私の断食考、50才で初入場以来20年間に12回断食した結論は、「正しい断食=医者(内科医・精神科医)である。」 正しい断食を継続することによって、タバコをやめられた他、腰痛、前立腺肥大、高血圧が治り、この20年間歯医者以外は、全く縁なしで、健康な体を通して精神的にプラス志向となりすばらしい人生を歩んでおり、今後も断食を終生の道としたいと思っているしだいです。 |
9 | 男性 56才 入場日数9日間 断食日数6日間 神奈川県在住 |
<死ぬまで元気でいるために> 全てが始めての経験でした。 6日間の断食でしたが毎日の日課に加えて、2時間の山歩きも普通に(少し苦しい時もありましたが)出来たことは、新しい発見でした。自分の生命力を実感してうれしかったです。 目標としていた体重は69キロが65キロと標準体重に減り、達成しました。 排便は、2日目にあって、8日目までありませんでした。早朝でしたので、復食の朝食を頂く前の便ですから、たぶん宿便と思います。これもうれしかったです。 8日目の三分食(普通の3分の1量の玄米菜食のこと)は、60回以上噛んで頂き25分くらいかかりました。玄米もおかずも量は少ないですが、おいしく満足でした。 3月と思えないみぞれや雪天候(寒さ)にとまどいましたが、それ以外は予想通りでした。じっくり読書が出来て、10時間近く毎日眠れました。 |
10 | 男性 75才 入場日数19日間 断食日数5日間 奈良県在住 |
<森閑とした信貴山で断食と孤独の醍醐味> 今春、地元自治会の会長役(3年間)を退任。さらに生駒市のボランティア活動(教育委員会、警察署、自治連合会の各委員)も止めさせていただいた。これからは、執筆中の「明治、大正時代を生き抜いた豪商T氏の一代記」を再開。物書き生活に入る。 これを機に、信貴山断食道場に19日間篭った。持病はなく、酒、タバコは止めて35年。薬も飲まず、神経症もない健康な私は、断食と孤独を満喫したかった。 ここで教えていただき、身についたものは @食事は良く噛む。 A体重は61キロから4キロ減り、駅などの階段は手摺の助けは不要となり、正座も楽々。 B甘党の体質が改善され好物の饅頭やアンパンなどが節制出来るようになった。 C日々の心構えとして、腹を立てぬこと、悪口を云わぬこと、家内中拝み合うことの「幸の三則」を唱えることも教わり、お陰で、腹の立つ、憎々しい悪友も、徐々に見方、考え方が変わった。「彼もさぞ苦しかろう。いい男かもしれぬぞ」と思えてきた。 D頭髪に櫛を入れても、抜毛が殆ど無くなったこと。 Eヨーガ体操の一部を実行。好調。 |